もはやプラレールアドバンスがメインのページになってきたような気がしますが、そんなの気にしません。
今回は車両をも少し分解してみます。
分解する車両は923形3000番代ドクターイエロー
一番分解のやりがいがある動力車から。
まず電池交換の際に外すねじを外します。
ここに初回特典付EVORTAが入るんですね。
逆転スイッチが見えるシンプルな構造です。
裏にするとこんな感じ。
タイ産のようです。
動輪にはゴムが付いていて、よりレールに動力を伝えやすくなっています。
2カ所見えるねじを外しましょう。
鉛のような重りが出てきました。
動力車なので、確実に動力を伝えるために他の車両に比べて一番重くなっています。
さらに脱線を防ぐために、車両の下部の方に重りを付けているんですね。
動輪はギア付です。
しかもこの動輪には本家プラレール同様クラッチ(動輪に負荷がかかると空転する仕組み)が付いています。
こちらは通常。
クラッチ作動状態。
微妙に車輪とギアの間に隙間ができている事がわかります。
遊ぶ対象が上がったとはいえ、逆転スイッチを付けているので車両を押さえつける機会は増えるのでこれはうれしい配慮ですね。
車輪と重りを外しました。
モーターがちらりと顔を出しています。
車両の両端に見えるねじを外します。
なにやらギアがいっぱい出てきました。
こいつら小さい上に極小の軸は固定されていないので、ご注意を。
拡大。
実は前回はここで諦めました。
が、このギアが乗っているユニットは別になっており、手で簡単に外す事ができました。
この通り。
モーターとスイッチをつなぐ配線が見えます。
車両の幅に合った小さなモーターですね。
さらに見えるギアを外します。
モーターが顔を出せるようになりました。
ウォームギアでモーターの動力を伝えているようです。
ここはプラレールと同じ(だったかな?)ですね。
プラレールと異なり、導線を使用していますが電池とモーターとスイッチだけで動力車が成り立っているのはプラレールと変わりません。
動力車の構成部品達。
これだけシンプルだと改造もやりやすいですね。
進行方向に合わせたライト点灯車両とか。
次に先頭車を分解します。
先頭部分は実車そっくりですね。
ねじが2つ見えるので外します。
おっとびっくり。
先頭車にも重りがありました。
プラ部品のみだとあまりに軽すぎて脱線しやすくなってしまうのでしょうか。
レールを確実にたどるために、動力車同様、こちらにも車両の下部に重りを取り付けています。
ちなみにこの重りは車体で押さえている構造です。
じゃあ中間車にも・・・?
ありました。
レールさえきちんとつなげれば安定して走ってくれる要因はここだったんですね。
小さいながらも、きちんと作り込まれていて購入者の期待(私の期待?)を裏切らない製品になっていると思います。
先頭車両の形によって動力車のデザインが異なったり、電池の規格が異なったりしているプラレールと違い、中間車両に配置した動力ユニットは各車共通で使えるようにしているため、製造コストの削減にも繋がっているのではないでしょうか。
今日はこんなところで。